純粋社会学(読み)じゅんすいしゃかいがく(その他表記)pure sociology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「純粋社会学」の意味・わかりやすい解説

純粋社会学
じゅんすいしゃかいがく
pure sociology

L.F.ウォードは社会学を純粋社会学と応用社会学に分け,純粋社会学は社会の「本質的性質」を対象とし,社会の「現実的条件の科学的探究」を行うとした。そして「なに,なぜ,いかに」の問題に答えながら,社会の自然的発展を論じた。純粋社会学は社会静学・社会動学の2つから構成されるが,いずれも社会力を取扱うため社会力学として総括される。ウォードは 1903年『純粋社会学』を著わし,この分野を体系化した。また F.J.テンニェスは応用社会学,経験社会学と並べて3部門とし,G.ジンメルは一般社会学,哲学的社会学とともに3部門の一つにあげている。

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