デジタル大辞泉
「紗幕」の意味・読み・例文・類語
しゃ‐まく【×紗幕】
紗のような薄い布地で作られた幕。照明の位置により幕の内側が見えたり見えなかったりするので、演劇の舞台などに用いられる。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しゃ‐まく【紗幕】
- 〘 名詞 〙 薄い絹の幕。また、そのようなもの。演劇では、後ろから照明を入れると物や人物が透けて浮き出るが、前からあかりを当てれば透けない薄手の生地を使った幕をいう。
- [初出の実例]「風に乗った飛雪は無数の銀の紗幕を流したのに似ていた」(出典:遭難(1970)〈加賀乙彦〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「紗幕」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の紗幕の言及
【舞台美術】より
…アッピアの場合,舞台装置は基本的には固定していたが,絶えず変化する照明が舞台に表情を与え,象徴的な表現を示したのである。照明と密接に結びついて表現する装置の一つに紗幕(しやまく)がある。照明の強弱により,紗幕を透かして幕の向こうが見えたり消えたり,またおぼろに見えたりする。…
※「紗幕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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