紙料(読み)シリョウ

精選版 日本国語大辞典 「紙料」の意味・読み・例文・類語

し‐りょう‥レウ【紙料】

  1. 〘 名詞 〙 和紙原料を煮沸して臼で砕き水に溶解した液。紙になる直前のパルプをいう。
    1. [初出の実例]「紙を製するもの、桶中を攪するの労を省き、且紙料より均砕して、紙質良美なるを得る」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android