紫塵(読み)しじん

精選版 日本国語大辞典 「紫塵」の意味・読み・例文・類語

し‐じん‥ヂン【紫塵】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 紫色ちり。紫色。また、その色から蕨(わらび)をさすこともある。
    1. [初出の実例]「紫塵の嫰(わか)き蕨は人手を拳(にぎ)る、碧玉の寒き蘆は錐嚢(きりふくろ)を脱す〈小野篁〉」(出典和漢朗詠集(1018頃)上)
  3. ( 紫色のちりの意から転じて ) 都会。町なか。
    1. [初出の実例]「一自虚星謫紫塵、薬鄽招牌養成珍」(出典:玩鴎先生詠物百首(1783)白鼠)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一月五日ごろから二月二、三日ごろの、小寒、大寒合わせた約三〇日間。寒中(かんちゅう)。《 季語・冬 》[初出の実例]「寒(カン)の中 薬喰 声つかふ 酒作 紅粉(べに) 門垢離(かどごり)」(出典:俳...

寒の内の用語解説を読む