累遷(読み)ルイセン

デジタル大辞泉 「累遷」の意味・読み・例文・類語

るい‐せん【累遷】

[名](スル)累進1」に同じ。
「英軍と戦い奇功を建て、―して一面の将となる」〈東海散士佳人之奇遇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「累遷」の意味・読み・例文・類語

るい‐せん【累遷】

  1. 〘 名詞 〙 官職がどんどん進みのぼること。
    1. [初出の実例]「勝宝五年授従三位、累遷至中納言兼文部卿神祇伯」(出典続日本紀‐天平宝字六年(762)九月乙巳)
    2. [その他の文献]〔漢書‐蕭望之伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「累遷」の読み・字形・画数・意味

【累遷】るいせん

累進。〔漢書望之伝〕白(まう)すの處、奏して皆可とせらる。諫大夫・丞相司直に累す。中に三たびり、官二千石に至る。

字通「累」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android