累進(読み)ルイシン

デジタル大辞泉 「累進」の意味・読み・例文・類語

るい‐しん【累進】

[名](スル)
地位などが次々に進み、上位にのぼること。累遷るいせん。「若くして局長累進する」
数量価格などが増加するにつれて、それに対する比率が次第に増すこと。「累進課税」
[類語]栄進昇進昇格昇任栄達昇級昇段栄転出世立身特進格上げ利達進む功名立身出世成り上がり成り上がる身を立てる

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精選版 日本国語大辞典 「累進」の意味・読み・例文・類語

るい‐しん【累進】

  1. 〘 名詞 〙
  2. しだいに進みのぼること。地位などがだんだんと上っていくこと。
    1. [初出の実例]「是より累進して主君を籠絡するまでに至る事」(出典:日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉五)
    2. 「娘お雪を藩主の妾に献じ其余光で七百石まで累進(ルヰシン)せるのみか」(出典江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉五)
  3. 数量や価格が増加するにつれて、それに対する割合も増加すること。

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