細井修(読み)ほそい しゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「細井修」の解説

細井修 ほそい-しゅう

1785-1853 江戸時代後期の暦算家。
天明5年生まれ。土佐高知藩士。江戸で天文学をまなぶ。幕府天文方にはいることをすすめられたが,郷里にかえり算法を教授した。「南柯(なんか)堂算話」をあらわす。嘉永(かえい)6年2月9日死去。69歳。字(あざな)は君貞。通称は丈助。号は南柯(河)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android