日本歴史地名大系 「細山村」の解説 細山村ほそやまむら 神奈川県:川崎市麻生区細山村[現在地名]麻生区細山・細山一―八丁目・多摩美(たまみ)一―二丁目・千代(ちよ)ヶ丘(おか)一―九丁目東は五反田(ごたんだ)村・高石(たかいし)村、西は金程(かなほど)村、北は多摩郡矢野口(やのくち)村(現東京都稲城市)、南は都筑(つづき)郡万福寺(まんぷくじ)村に接する。経塚(きようづか)・本村(ほんむら)・辻の宮(つじのみや)などの小字がある。田園簿に村名がみえる。寛永一〇年(一六三三)旗本椿井領。寛文九年(一六六九)一一月の検地帳(細山郷土資料館蔵)が残る。 細山村ほそやまむら 岐阜県:瑞浪市細山村[現在地名]瑞浪市釜戸町(かまどちよう)荻島(おぎのしま)村の北、権現(ごんげん)山(五九一・九メートル)の麓に開かれた村。中山道が東西に通り、炭焼(すみやき)立場がある(分間延絵図)。元禄一一年(一六九八)から開拓された(「馬場氏知行所村高付帳」小川文書)。 細山村ほそやまむら 新潟県:新潟市旧中蒲原郡地区細山村[現在地名]新潟市細山大渕(おおぶち)村の南、阿賀野川左岸に沿い、西は松山(まつやま)村・直り山(なおりやま)村、南は蔵岡(くらおか)村。元亀―天正年間(一五七〇―九二)の開発と伝える。新発田藩の慶長一七年(一六一二)の御蔵納同払方帳(新発田市史資料)に村名がみえ、一一石一升四合。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by