デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「細川林谷」の解説 細川林谷 ほそかわ-りんこく 1782-1842 江戸時代後期の篆刻(てんこく)家。天明2年生まれ。阿部良山にまなぶ。田能村竹田(たのむら-ちくでん),頼山陽(らい-さんよう)らにも刻印を請われた。詩や書画にすぐれ,このんで竹の墨絵をえがいた。天保(てんぽう)13年6月19日死去。61歳。讃岐(さぬき)(香川県)出身。本姓は広瀬。名は君潔。字(あざな)は痩仙。通称は俊平。別号に林道人,有竹など。著作に「詩鈔印譜」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
朝日日本歴史人物事典 「細川林谷」の解説 細川林谷 没年:天保13.6.19(1842.7.26) 生年:天明2(1782) 江戸後期の篆刻家。本姓は広瀬氏。名は君潔,字は氷壺。林谷,林道人,忍冬庵などと号した。讃岐(香川県)の人。詩書画をよくし,篆刻は最も白文に優れた。著に『帰去来印譜』などがある。 (北川博邦) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報