細川護貞(読み)ほそかわ もりさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「細川護貞」の解説

細川護貞 ほそかわ-もりさだ

1912-2005 昭和時代前期の華族
明治45年7月17日生まれ。細川護立(もりたつ)の長男細川護煕(もりひろ)の父。旧熊本藩主細川家17代。昭和15年近衛文麿(ふみまろ)首相秘書官となるが,16年病気のため退任。敗戦直前には高松宮や重臣たちの和平計画の連絡役をつとめる。戦後に公刊された「細川日記」は昭和史の貴重な記録となった。25年細川家所蔵の美術品・古文書を管理・公開するため「永青文庫」を設立し,理事長。41年日本いけばな協会会長。52年日本工芸会会長。神社本庁統理,日本ゴルフ協会会長などもつとめた。侯爵。平成17年10月3日死去。93歳。東京出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「細川護貞」の解説

細川 護貞 (ほそかわ もりさだ)

生年月日:1912年7月17日
昭和時代;平成時代の美術収集家;首相秘書官
2005年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android