細川護立(読み)ホソカワ モリタツ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「細川護立」の解説

細川 護立
ホソカワ モリタツ


肩書
貴院議員(侯爵),東洋文庫理事長,国宝保存会会長

生年月日
明治16年10月21日

出生地
東京

出身地
熊本県熊本市

学歴
東京帝大法学部中退

経歴
旧熊本藩主・細川護久の四男。藩士子弟を教育、多くの英才を育てる。大正3年襲爵(侯爵)、貴族院議員となる。一方、東京地学協会会長、国宝保存会会長、戦後は正倉院評議員、文化財保護委員、ヌビア遺跡保護協力委員長、東洋文庫理事長などを歴任した。また、古美術品の研究者・コレクターとしても有名で、学術研究の振興に貢献。そのコレクションは“永青文庫”として知られる。

没年月日
昭和45年11月18日

家族
父=細川 護久(熊本藩知事) 長男=細川 護貞(美術収集家・永青文庫理事長) 孫=細川 護煕(首相) 近衛 忠煇(日本赤十字社副社長)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「細川護立」の解説

細川 護立
ホソカワ モリタツ

大正・昭和期の美術収集家 東洋文庫理事長;国宝保存会会長;貴院議員(侯爵)。



生年
明治16(1883)年10月21日

没年
昭和45(1970)年11月18日

出生地
東京

出身地
熊本県熊本市

学歴〔年〕
東京帝大法学部中退

経歴
旧熊本藩主・細川護久の四男。藩士の子弟を教育、多くの英才を育てる。大正3年襲爵(侯爵)、貴族院議員となる。一方、東京地学協会会長、国宝保存会会長、戦後は正倉院評議員、文化財保護委員、ヌビア遺跡保護協力委員長、東洋文庫理事長などを歴任した。また、古美術品の研究者・コレクターとしても有名で、学術研究の振興に貢献。そのコレクションは“永青文庫”として知られる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「細川護立」の解説

細川護立 ほそかわ-もりたつ

1883-1970 大正-昭和時代の美術史家,華族
明治16年10月21日生まれ。細川護久(もりひさ)の4男。旧熊本藩主細川家16代。戦前は国宝保存会会長,戦後は文化財保護委員,東洋文庫理事長などをつとめた。美術品の収集家として知られ,そのコレクションは永青文庫に収蔵されている。侯爵。貴族院議員。昭和45年11月18日死去。87歳。東京出身。東京帝大中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「細川護立」の解説

細川 護立 (ほそかわ もりたつ)

生年月日:1883年10月21日
大正時代;昭和時代の美術収集家。東洋文庫理事長;国宝保存会会長;貴院議員(侯爵)
1970年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android