細根大根(読み)ホソネダイコン

精選版 日本国語大辞典 「細根大根」の意味・読み・例文・類語

ほそね‐だいこん【細根大根】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ほそねだいこ」とも )
  2. ダイコンの栽培品種。根はカメイドダイコンに似るが細い。東京付近で多く栽培。漬物用。
    1. [初出の実例]「細根大根に白魚を五本並べたやうな手が持てゐた団扇」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)
  3. 植物はだのだいこん(秦野大根)」または「もりぐちだいこん(守口大根)」の異名。《 季語・春 》 〔俳諧・篗纑輪(1753)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む