紺糸威(読み)コンイトオドシ

デジタル大辞泉 「紺糸威」の意味・読み・例文・類語

こんいと‐おどし〔‐をどし〕【紺糸威】

よろいの一。紺糸で威したもの。こういとおどし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紺糸威」の意味・読み・例文・類語

こんいと‐おどし‥をどし【紺糸威】

  1. 〘 名詞 〙(よろい)威毛(おどしげ)一種紺色の糸で威したもの。こういとおどし。
    1. [初出の実例]「貞長は狩衣の下に紺糸威(コンイトヲトシ)腹巻を著し、立帽子に嗔物作(いかものつくり)の太刀脇に挟て出けるが」(出典源平盛衰記(14C前)三五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android