終古(読み)シュウコ

デジタル大辞泉 「終古」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐こ【終古】

歳月のきわまりないこと。長い年月。永遠。
運命一重の壁に思う人を―に隔てると共に」〈漱石虞美人草

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「終古」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐こ【終古】

  1. 〘 名詞 〙 歳月のきわまりのない遠い昔。また、遠い未来。永い年月。永遠。
    1. [初出の実例]「南風不競、倶傷共亡、終古莫以恤其労悲夫」(出典日本外史(1827)五)
    2. [その他の文献]〔荘子‐大宗師〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「終古」の読み・字形・画数・意味

【終古】しゆうこ

永久。

字通「終」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android