精選版 日本国語大辞典 「終堆石」の意味・読み・例文・類語 しゅう‐たいせき【終堆石】 〘 名詞 〙 氷河の末端部分にできる砂、泥、礫の堆積。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
岩石学辞典 「終堆石」の解説 終堆石 谷氷河または大陸氷床の末端部に濃集した岩屑.終堆石は氷河によって運ばれた礫,砂,土などが氷河の融ける末端部で堆積したもので,通常は丘陵を作る.チェンバリンはこの語を,氷が後退している間に氷の縁部に形成された末端(peripheral)モレーン,あるいは後退(resessoonal)モレーンを伴う氷河作用が最も盛んであった跡と限定した[Agassiz : 1838, King : 1878, Chamberlin : 1882, Charlesworth : 1957, 木村ほか : 1973]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「終堆石」の意味・わかりやすい解説 終堆石しゅうたいせきterminal moraine; end moraine 氷河の末端に氷がとけるときに置き残された岩片。末端堆石ともいう。岩片には表面にすり傷があったり,面が磨かれたりしたものがある。谷氷河では谷を横切って弧状に並行な丘陵群を形づくり,大陸氷河では長い丘陵群が並行して残ることが多い。 (→側堆石 , 底堆石 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by