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底堆石 ていたいせきground moraine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

底堆石
ていたいせき
ground moraine

氷河の移動の際,氷河の底に沿って運ばれる種々の大きさの岩片。側堆石終堆石に対する語。礫,砂のほか粘土も含む。礫は大小種々で岩盤との摩擦により掻痕を示すのが普通。移動して氷河の末端にたどりつき終堆石となる。 (→モレーン )  

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岩石学辞典の解説

底堆石

氷河の底部の氷堆石で,氷河の移動に伴って基盤や壁から削られた岩屑や,クレバスから落ち込んだ岩屑などからなる[木村ほか : 1973].

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大辞林 第三版の解説

ていたいせき【底堆石】

氷河の底に沿って運ばれる礫れきや土砂。また、それらが堆積した地形。

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世界大百科事典内の底堆石の言及

【氷河地形】より

…これは高さ数十m以下の丸みを帯びた高まりで,氷河が流動していた方向に平行に細長く数百mないし数kmも延びている。一般に氷河の底面で堆積した岩屑物をグランド・モレーンground moraine(底モレーン,底堆石)といい,氷河の流動方向に平行(まれには直交)した波状の小さな起伏の地形をつくる。 また前進する氷河はブルドーザーのように,前面や側面の堆積物を押して氷舌端を縁取るようにモレーンの堤防状の高まり,すなわちモレーン丘moraine ridge(堆石堤)をつくる。…

【モレーン】より

…運搬途上の岩屑に対しても使用される。氷河底には氷河のもぎ取り,削磨の作用によって生産された岩屑が挟まれて運搬され,あるいは堆積しているが,これをグランド・モレーンground moraine(底モレーン,底堆石)という。谷氷河の場合に側壁に沿って運ばれるのを側方モレーンlateral moraine(側堆石)と呼び,氷河が合流して側方モレーンの一方が合流した氷河の中央に位置しつつ運ばれるのを中央モレーンmedial moraine(中堆石)という。…

※「底堆石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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