百科事典マイペディア 「終戦処理費」の意味・わかりやすい解説 終戦処理費【しゅうせんしょりひ】 第2次大戦後,日本に進駐した占領軍費用のうち日本側負担経費。占領軍の必要とする施設や用役の提供・維持に当てられ,社会主義国に対する準国防費の性格をもった。戦後の弱体化した日本経済には大きな重荷であった。1951年度限りで廃止,防衛支出金に移行。→防衛関係費 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「終戦処理費」の意味・わかりやすい解説 終戦処理費しゅうせんしょりひ 第2次世界大戦後に日本が負担した連合国軍の日本占領に要した諸経費。占領軍用建築物の建設費,資材購入費,労働者給与などである。 1946年度から 51年度まで負担,52年度からは防衛分担金がこれに代った。 46年度の一般会計予算に占める終戦処理費の割合は 32%にも達し,当時の日本経済には大きな負担であった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by