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経上顎洞的副鼻腔手術の後遺症 けいじょうがくどうてきふくびくうしゅじゅつのこういしょう

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家庭医学館の解説

けいじょうがくどうてきふくびくうしゅじゅつのこういしょう【経上顎洞的副鼻腔手術の後遺症】

 経上顎洞的副鼻腔手術は、上くちびると歯肉(しにく)の間を切開(せっかい)し、炎症をおこして肥厚(ひこう)した粘膜(ねんまく)のすべてを切除する方法です。
 病変の徹底除去という点では優れているのですが、除去した粘膜の後に肉芽(にくげ)が盛り上がり、空洞(くうどう)がなくなってしまいます。したがって、空洞を有する副鼻腔を生理的な治癒(ちゆ)に導くという観点からすると、好ましい手術とはいえません。
 上くちびるの裏側を切開するため、術後に頬(ほお)が腫(は)れたり、しびれ感、違和感、神経痛(しんけいつう)が残ることがあります。
 また、術後、数十年を経過したのちに、上顎洞に嚢胞(のうほう)(術後性上顎嚢胞(じゅつごせいじょうがくのうほう)(「術後性上顎嚢胞」))が発生し、頬が腫れたり、疼痛(とうつう)が出たりして、再手術が必要になることもあります。
 さらに、上顎洞の底部に手術の操作がおよぶので、歯牙(しが)への影響も無視できません。

出典|小学館
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