経界(読み)けいかい

精選版 日本国語大辞典 「経界」の意味・読み・例文・類語

けい‐かい【経界】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「経」も「界」も「さかい」の意 ) 土地などの、さかい。しきり。くぎり。境界
    1. [初出の実例]「農事の勤惰を弁じ田圃の経界を察し」(出典:報徳記(1856)一)
    2. [その他の文献]〔孟子‐滕文公・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「経界」の読み・字形・画数・意味

【経界】けいかい

土地の境界。〔孟子文公上〕夫(そ)れ仁は必ず經界より始まる。經界正しからざれば、井地均しからず、祿らかならず。是の故に暴君汚は、必ず其の經界を慢(ないがしろ)にす。

字通「経」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android