結婚相手を仲介する機関で、以前から市区役所などの公的機関に相談所が置かれていたが、昨今は民間の一つの企業として、営利を目的とした相談所が盛んになっている。申込み資格は、男性は大学卒、女性は高校卒以上と学歴を重んじるところもあれば、まったく学歴を問わないところもある。履歴書、写真、戸籍謄本、住民票、入会申込金を添えて申し込み、会員になる。近年の民間企業の一例としては、会員が希望条件を書類に記入するとコンピュータにインプットし、詳細な要因分析でチェック、全会員のなかから適合性のある理想の相手をコンピュータが選び出し、相手の同意を得て、カウンセラー立会いの見合い、交際へと発展する。
[安部弘之]