精選版 日本国語大辞典 「結文」の意味・読み・例文・類語 かたね‐ぶみ【結文】 〘 名詞 〙 結政(かたなし)の儀の時、政務書類を開いて読み上げること。[初出の実例]「今日政、仍着二結政所一、右少弁宗成一人在レ座、大夫史雅重指二荒文一申下無二結文一之由上」(出典:永昌記‐大治元年(1126)二月二一日) むすび‐ぶみ【結文】 〘 名詞 〙① =むすびじょう(結状)①[初出の実例]「七つ桜に木の字のやつし書むすび文を」(出典:浮世草子・色里三所世帯(1688)上)② 紋所の名。①を図案化したもの。 けつ‐ぶん【結文】 〘 名詞 〙 文章のむすび。また、その文句。末文。[初出の実例]「履歴以上を記載し結文去るより以下及試験候処迄の二十五字を刪去し」(出典:内務省達戊第三号‐明治一〇年(1877)四月九日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例