最新 地学事典 「結晶破砕度」の解説
けっしょうはさいど
結晶破砕度
degree of fragmentation of crystal
火山岩の斑晶について二次元断面における外周(a)と破断面部分の長さ(b)を測定し,b/aを求め,これを結晶破砕度という。マグマの破砕度や噴火様式を反映。桜島の大正溶岩の斜長石の例では,最初期のプリニー式噴火に伴う火砕成溶岩のユニットは平均0.53(N=137)であり,その後に溢流したユニットの0.36(N=101)より高い。破砕斑晶片の高含有量,高b/aおよび溶結組織は火砕成溶岩の特徴で,識別の手がかりとなる。参考文献:安井真也(2012) 火山, Vol. 57: 145
執筆者:安井 真也
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

