結縄文字(読み)ケツジョウモジ

精選版 日本国語大辞典 「結縄文字」の意味・読み・例文・類語

けつじょう‐もじ【結縄文字】

  1. 〘 名詞 〙けつじょう(結縄)
    1. [初出の実例]「けつじょうもじ 結縄文字 古代支那又は、アメリカ、アフリカ等の土人間に行はるる原始的文字」(出典:大増補改訂や、此は便利だ(1936)〈下中彌三郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「結縄文字」の意味・わかりやすい解説

結縄文字
けつじょうもじ

数字や歴史的な事件の記録などを,縄や皮紐を結び,その数や間隔によって表わした表現手段。古代ペルーではキープと呼ばれ,インカ帝国の時代には納税事務をはじめ法律布告伝達などに用いられた。太古の中国でも「結縄の政」としてその存在が知られており,沖縄にもワラザン,ヤーキザン,バラザンなどと呼ばれる結縄文字が記標文字とともに存在した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む