精選版 日本国語大辞典 「絡繰台」の意味・読み・例文・類語 からくり‐だい【絡繰台】 〘 名詞 〙① 江戸時代、芝居小屋の表正面に付けた装飾の一種。櫓(やぐら)の前に、腕木でつるした屋根付きの衝立(ついたて)のような形のものに人形、樹木、屋台などの絵を描いた、切り出しがあり、舞台のように見せたもの。② 歌舞伎の大道具の一つ。二畳台に似ているが、車がついていて移動できる台。所作事で、主要人物をのせ、これをひきたたせるために用いる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例