デジタル大辞泉 「絮」の意味・読み・例文・類語 じょ【絮】[漢字項目] [音]ジョ(慣) [訓]わた1 わた。真綿。草木のわた毛。「柳絮」2 長く続くさま。「絮説」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「絮」の意味・読み・例文・類語 じょ【絮】 〘 名詞 〙 繭を水にひたして裂いてつくった綿。真綿。また、柳の花や雪片のたとえ。[初出の実例]「詞人毎称。雲似レ絮。雨似レ糸」(出典:随筆・山中人饒舌(1813)下)[その他の文献]〔淮南子‐説林訓〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「絮」の読み・字形・画数・意味 絮12画 [字音] ジョ[字訓] わた・わたいれ[説文解字] [字形] 形声声符は如(じょ)。如は(じよ)、柔らかく、くだかれたものの意がある。〔説文〕十三上に「敝(やぶ)れたる緜(わた)なり」とあり、古綿をいう。柳花のとぶさまを柳絮という。[訓義]1. わた、ふるわた。2. わたいれ。3. ふるわたのように、みだれたもの。とどこおり、なずむもの。もつれふさがるもの。[古辞書の訓]〔名義抄〕絮 ワタ・ミダル・フサグ・ツク・アヂハフ・ツタフ・ワタイル・モトル・フクヨカナリ・ツカル・アシ・ワタトトノフ・ハナヤナギ・シゲル・ウクヤカナリ 〔字鏡集〕絮 シゲシ・アシワタ・ツタフ・イト・ワタイル・モトル・ツカル・フクヤカナリ・ハナヤナギ・ツク・ワタ・アヂハフ・シケイト・フナヤカタ・ヒトモチ・カケイト・トトノフ[語系]絮sia、niaは声近く、(じよ)は〔説文〕に奴(ど)声の字とし、敝絮・敗衣の意とする。[熟語]絮衣▶・絮▶・絮花▶・絮聒▶・絮気▶・絮旧▶・絮泣▶・絮巾▶・絮語▶・絮羹▶・絮▶・絮酒▶・絮絮▶・絮雪▶・絮説▶・絮▶・絮暖▶・絮談▶・絮叨▶・絮帛▶・絮煩▶・絮飛▶・絮被▶・絮袍▶・絮帽▶・絮綿▶・絮縷▶[下接語]衣絮・絮・花絮・壊絮・軽絮・撃絮・散絮・糸絮・収絮・雪絮・絮・紵絮・敗絮・白絮・披絮・飛絮・弊絮・綿絮・落絮・柳絮 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報