統合幕僚長(読み)トウゴウバクリョウチョウ

デジタル大辞泉 「統合幕僚長」の意味・読み・例文・類語

とうごう‐ばくりょうちょう〔トウガフバクレウチヤウ〕【統合幕僚長】

統合幕僚監部長官自衛隊運用作戦行動)に関して一元的に防衛大臣を補佐する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「統合幕僚長」の解説

統合幕僚長

防衛省の組織改編で、2006年3月、陸海空自衛隊の部隊運用を一元的に担う統合幕僚監部が発足した。統合幕僚長は、制服組トップとなる自衛官が就く。陸海空の幕僚監部が部隊の教育訓練を担うのに対し、統合幕僚監部は周辺国の警戒監視や海外派遣、災害派遣など、実際に部隊を動かして運用することを担う。15年には、背広組内部部局で部隊運用を担当していた運用企画局が廃止され、統合幕僚監部に機能が集約された。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android