絵本番付(読み)エホンバンヅケ

大辞林 第三版の解説

えほんばんづけ【絵本番付】

芝居番付の一。狂言の一幕一幕を絵で表し、傍らに役名と俳優名を記した小冊子で、表紙にはその脚本の外題げだいを、裏表紙にその作者名を記した。芝居絵本。芝居絵草紙。絵番付。絵草紙番付。

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世界大百科事典内の絵本番付の言及

【絵尽し】より

…菱川師宣(ひしかわもろのぶ)の《古今絵づくし》《団扇(うちわ)絵つくし》といった類である。浄瑠璃,歌舞伎では,筋書本をかねた一種の絵本番付をさしていう。上方の浄瑠璃を例にとれば,正本(しようほん)の中に当り場面が絵画化されて入り,それだけを抜き出して絵本としたものが売り出されたりしていた。…

【番付】より

…続いて興行ごとの演目や配役を知らせる〈辻番付〉や〈役割番付〉が刊行される。また演目の内容を絵にした〈絵本番付〉もある。以上の4種を,時代による変化にはこだわらず,形式がほぼ固まった宝暦期(1751‐64)のものの基本を説明する。…

※「絵本番付」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報