場面(読み)ばめん

精選版 日本国語大辞典「場面」の解説

ば‐めん【場面】

〘名〙
① 演劇や映画での一情景。また、小説、詩などのあるシーン。
※都繁昌記(1837)劇「座著きは諸優坐に場面に著き群看客に謁するの式を謂ふ也」
② 進行している物事のその場その場の有様。その時々の光景。また、その場所。
※最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉九「安泊(やすどまり)、土方部屋、是れ恰好の場面(バメン)にあらずや」
③ ある物事が行なわれたり、あることばが用いられたりするとき、それに制約、影響を及ぼすまわりの事情や状況。
※国語学原論(1941)〈時枝誠記〉一「言語は単なる主体の内部的なものの発動ではなくして、これを制約する場面に於いて表現されることによって完成するのである」
④ 取引相場で、市場の状況。場況。〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉「場面」の解説

ば‐めん【場面】

変化する状況の、ある部分。物事が行われているその場のようす。「苦しい場面に直面する」
演劇・映画などの一情景。シーン。「場面が変わる」「出会いの場面
市場の状況。場況。
[類語]シーンカット一齣ショット場合

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通「場面」の解説

【場面】じようめん

場景

字通「場」の項目を見る

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