絹屋(読み)キヌヤ

精選版 日本国語大辞典 「絹屋」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐や【絹屋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 絹の幕を四囲、上方に張りめぐらした仮小屋
    1. [初出の実例]「前にきぬや造りて、黄牛飼はせ給ふ」(出典:栄花物語(1028‐92頃)浅緑)
  3. 絹布を製造する人、または売る人。また、その家。
    1. [初出の実例]「恵林院の御代に御所より絹屋へうつくしいろを織て進納せよと云」(出典:驢嘶余(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む