絹猿(読み)キヌザル

デジタル大辞泉 「絹猿」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐ざる【絹猿】

オマキザル科マーモセット亜科のサル総称タマリンマーモセットなどをさす。体毛が柔らかく光沢があることからの名。

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精選版 日本国語大辞典 「絹猿」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐ざる【絹猿】

  1. 〘 名詞 〙 マーモセット科の哺乳類体長約二〇センチメートル、尾長約三〇センチメートル。尾は長く有毛だが物に巻き付かず、指の爪は鉤爪(かぎづめ)状で、親指の対向性がない。マーモセット類、タマリン類など二〇種前後に分類され、体色、耳の毛の房、尾の色や模様など、種によって変化に富む。樹上で小群をつくって生活し、果実昆虫などを食べる。ブラジルボリビアコロンビアの熱帯雨林にすむ。ポケットザル。マーモセット。

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