絹猿(読み)キヌザル

デジタル大辞泉 「絹猿」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐ざる【絹猿】

オマキザル科マーモセット亜科のサル総称タマリンマーモセットなどをさす。体毛が柔らかく光沢があることからの名。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「絹猿」の意味・読み・例文・類語

きぬ‐ざる【絹猿】

  1. 〘 名詞 〙 マーモセット科の哺乳類体長約二〇センチメートル、尾長約三〇センチメートル。尾は長く有毛だが物に巻き付かず、指の爪は鉤爪(かぎづめ)状で、親指の対向性がない。マーモセット類、タマリン類など二〇種前後に分類され、体色、耳の毛の房、尾の色や模様など、種によって変化に富む。樹上で小群をつくって生活し、果実昆虫などを食べる。ブラジルボリビアコロンビアの熱帯雨林にすむ。ポケットザル。マーモセット。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android