デジタル大辞泉 「綽約」の意味・読み・例文・類語 しゃく‐やく【×綽約/×婥約】 [ト・タル][文][形動タリ]姿がしなやかで優しいさま。たおやかなさま。「―たる風姿」〈東海散士・佳人之奇遇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「綽約」の意味・読み・例文・類語 しゃく‐やく【綽約・婥約】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 すがたのしなやかでやさしいさま。たおやかなさま。やさしく美しいさま。[初出の実例]「窺二仙娥之容輝一。尚秘二綽約一」(出典:本朝文粋(1060頃)一・繊月賦〈菅原文時〉)「蒼々たる姑射(こや)の松化して婥約(シャクヤク)の美人と顕れ」(出典:浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)一)[その他の文献]〔荘子‐逍遙遊〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「綽約」の読み・字形・画数・意味 【綽約】しやくやく しとやかなさま。約。〔荘子、逍遥遊〕姑射(ばくこや)の山に人りて居る。肌膚(きふ)冰の(ごと)く、綽として處子のし。五をらはず。風をい露を飮み、雲氣に乘じ、飛にして、四の外にぶ。字通「綽」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報