綾羅(読み)リョウラ

精選版 日本国語大辞典 「綾羅」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ら【綾羅】

  1. 〘 名詞 〙 あやぎぬとうすぎぬ。また、美しい衣服。羅綾。
    1. [初出の実例]「世間の綾羅は、雲の如く下に施し、微妙の珍財は算の如く分散す」(出典:将門記(940頃か))
    2. [その他の文献]〔張華‐軽薄篇〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「綾羅」の読み・字形・画数・意味

【綾羅】りようら

うすいあやぎぬ。晋・張華〔軽薄〕詩 被、纖麗を極め 肴膳、盡(ことごと)く柔嘉 僕も粱を餘し 婢妾も綾羅を蹈(ふ)む

字通「綾」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む