綾羅(読み)リョウラ

デジタル大辞泉 「綾羅」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ら【×綾羅】

あやぎぬとうすぎぬ。また、美しい衣服。羅綾
「―のたもと」〈樗牛滝口入道

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精選版 日本国語大辞典 「綾羅」の意味・読み・例文・類語

りょう‐ら【綾羅】

  1. 〘 名詞 〙 あやぎぬとうすぎぬ。また、美しい衣服。羅綾。
    1. [初出の実例]「世間の綾羅は、雲の如く下に施し、微妙の珍財は算の如く分散す」(出典:将門記(940頃か))
    2. [その他の文献]〔張華‐軽薄篇〕

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普及版 字通 「綾羅」の読み・字形・画数・意味

【綾羅】りようら

うすいあやぎぬ。晋・張華〔軽薄〕詩 被、纖麗を極め 肴膳、盡(ことごと)く柔嘉 僕も粱を餘し 婢妾も綾羅を蹈(ふ)む

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