綿入(読み)わたいれ

精選版 日本国語大辞典 「綿入」の意味・読み・例文・類語

わた‐いれ【綿入】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 綿を入れること。
  3. 保温のため、衣類表地裏地との間に綿を入れること。また、入れた着物布地絹布であるのを小袖、麻や綿布であるのを布子という。綿は絹物の場合は真綿、麻は苧屑、もめんは草綿を用いる。綿衣。わたいり。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「綿入(ワタイレ)綿抜の対なれば、入の字を添へて冬と定むべし」(出典:俳諧・俳諧古今抄(1730)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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