… 19世紀後半から20世紀初頭にかけて真鍮製の薬莢が出現し,これによって105mm級以下の小口径の火砲は,可塑性の緊塞具を閉鎖機に装着しなくても,ガス漏れを防ぐことができるようになり,また装薬を詰めた薬莢を弾丸の尾部に接続して一体の完全弾薬とすることによって,弾丸装塡および発射速度を増大できるようになった。もう一つの飛躍的進歩は,1880年にフランスのビエイユPaul Vieilleが発明した綿火薬が発射薬として用いはじめられたことである。黒煙が出ない利点があり,無煙火薬と呼ばれることになった。…
※「綿火薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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