緊急輸入制限(読み)キンキュウユニュウセイゲン

共同通信ニュース用語解説 「緊急輸入制限」の解説

緊急輸入制限(セーフガード)

外国製品の大量流入を防ぐため、一時的に物品関税を引き上げたり、輸入を制限したりすること。自国や域内産業保護目的に発動する。世界貿易機関(WTO)のルールで認められているが、産業に「重大な損害」を与えているか、その恐れがあることが条件。輸出国は補償を求めることができ、合意できない場合は同等の措置で報復する権利がある。(ブリュッセル共同)

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世界大百科事典(旧版)内の緊急輸入制限の言及

【GATT】より

… 次に,いままでその重要性を指摘されてきた非関税障壁についてもメスが入れられ,〈政府調達〉〈スタンダード〉〈補助金・相殺関税〉〈関税評価〉に関する国際協定が合意された。しかし特定商品の輸入急増が国内産業に大きな被害を与える場合に発動する緊急輸入制限(セーフガード規定,GATT19条)については,これを特定国について認める(選択的にする)か否かをめぐって紛糾し,ついに合意対象からはずされ,引き続き討議されることになった。 その後,86‐93年にわたって〈ウルグアイ・ラウンド〉の多国間貿易交渉が行われ,これらの懸案のほか,サービス貿易や知的所有権,保護主義的傾向の強い農業分野などが取りあげられた(〈ウルグアイ・ラウンド〉の項参照)。…

【セーフガード】より

…この措置を一般に〈セーフガード〉とよんでいる。〈緊急輸入制限条項〉と訳すこともある。セーフガード発動の具体的措置としては,関税引上げ,関税割当制度(一定の割り当てられた数量以上の輸入に高関税を課す制度)の導入,課徴金の賦課,輸入数量割当て,輸入ライセンス発給停止などがある。…

※「緊急輸入制限」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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