緑島友之助(読み)ミドリシマ トモノスケ

20世紀日本人名事典 「緑島友之助」の解説

緑島 友之助
ミドリシマ トモノスケ

明治・大正期の力士(小結)



生年
明治11(1878)年1月12日

没年
昭和27(1952)年12月16日

出生地
富山県滑川市

本名
高木 弥右衛門

別名
年寄名=立浪 弥右衛門(タツナミ ヤエモン)

経歴
はじめ京都相撲に入ったが、明治31年上京して春日山部屋入門。35年夏入幕、41年夏小結。押しを得意とし横綱を破る金星もある。大正4年夏引退、年寄立浪を襲名して部屋を創設。双葉山、羽黒山など多数の力士を育てた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「緑島友之助」の解説

緑島友之助 みどりしま-とものすけ

1878-1952 明治-大正時代の力士。
明治11年1月12日生まれ。春日山(かすがやま)部屋にはいり明治35年入幕,41年小結。大正4年引退して年寄立浪弥右衛門となり,横綱双葉山,羽黒山,大関名寄岩(なよろいわ)をそだてた。昭和27年12月16日死去。74歳。富山県出身。本名は高木友之助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android