…こうなると帆船の定義が問題となるが,主として帆で走らせる船は機関の有無によらず帆船であるとする解釈がふつうである(例えば〈船舶法施行細則〉1条3項)。
[横帆と縦帆]
舟を進める最初の手段は人力でこぐことだったにちがいない。やがて風が後ろから吹いていると楽にこげること,それは風が押してくれているからだと気づく。…
…構造が中国独特のもので多数の横隔壁と厚い外板を基本とする。一方,当時の記録によると舵は船尾に取りつけられ,帆はすでに現代のジャンクのような縦帆を使っていたようである。なお,船尾中央に取りつける舵はすでに1世紀ころの広州の墳墓から発見されたサンパン型の船の模型に見られる。…
※「縦帆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...