績紡(読み)うみつむぎ

精選版 日本国語大辞典 「績紡」の意味・読み・例文・類語

うみ‐つむぎ【績紡】

  1. 績紡〈女たから蔵〉
    績紡〈女たから蔵〉
  2. 〘 名詞 〙 麻や苧(お)、綿や繭から糸を作ること。紡績(ぼうせき)
    1. [初出の実例]「うみつむぎのわざをいとなみ」(出典:仮名草子・智恵鑑(1660)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「績紡」の読み・字形・画数・意味

【績紡】せきぼう(ばう)

糸をつむぐ。紡績。〔晋書良吏、呉隠之伝〕劉裕車牛を賜ひ、(あらた)めて爲に宅をすも、固辭す。~初め、祿を得るや、裁(わづ)かに身の糧を留め、其の餘は悉(ことごと)く親族にち振(すく)ひ、家人績紡して、以て夕に供す。時に困することり。

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