最新 地学事典 「繰り返し一面剪断試験」の解説
くりかえしいちめんせんだんしけん
繰り返し一面剪断試験
reversal box shear test
前後に方向を反転しながら剪断を繰り返して土に大変位を与える試験。一方向に所定の変位量まで剪断させ,土のピーク強度を求める一面剪断試験に対して,繰り返し剪断を行うことによって,剪断抵抗がピーク値を超えて定常剪断状態になった残留強度を計測することができる。再活動型の地すべりや地震時に非排水条件で繰り返し剪断を受ける地盤の安定度評価などに用いられる。その他,有効応力の低下を想定しながら土の軟化特性を調べることにも利用される。
執筆者:柴崎 達也
参照項目:残留強度
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

