羅漢橋(読み)らかんばし

日本歴史地名大系 「羅漢橋」の解説

羅漢橋
らかんばし

江戸時代より間の瀬まのせ川に架かる橋。らかん橋とも記す。たきノ観音の境内にあり、太鼓型アーチ石橋で、橋長五・八メートル、幅員橋長二メートル、径間五・六メートル、アーチの高さ二・五メートルの規模であった。創建の中国の貿易商人許登受は万治二年(一六五九)渡来の折に東シナ海暴風雨に遭ったところ滝ノ観音の霊験によって無事長崎に着岸できたとして、以来観音堂を建立したりした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む