美浜原発3号機事故

共同通信ニュース用語解説 「美浜原発3号機事故」の解説

美浜原発3号機事故

2004年8月9日、福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機のタービン建屋放射性物質を含まない2次冷却水の配管破裂。近くで作業中の下請け会社「木内計測」(大阪市)の社員が噴き出した高温蒸気を浴び、5人が死亡、6人が負傷した。破裂部分は検査リストから漏れ、1976年の運転開始以来一度も点検されていなかった。福井県警は、業務上過失致死傷容疑で関電社員ら6人を書類送検。1人が不起訴ほかの5人は罰金刑となった。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android