美談庄(読み)みだみのしよう

日本歴史地名大系 「美談庄」の解説

美談庄
みだみのしよう

旅伏たぶし山の南麓、現在の平田市美談町を中心とする地域に成立した庄園。古代出雲郡美談郷の後身で、中世には出東しゆつとう郡に属した。文永八年(一二七一)一一月日の杵築大社三月会相撲舞頭役結番帳の第四番に「美談庄四十四丁三反信濃太郎左衛門入道」とみえ、相撲を勤仕している。地頭の信濃太郎左衛門入道とは信濃前司(佐々木泰清)の長子義重と考えられる。建武三年(一三三六)八月二四日の九条道教家領目録案(九条家文書)には「出雲国林木・美淡両庄領家職」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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