美豆村(読み)みずむら

日本歴史地名大系 「美豆村」の解説

美豆村
みずむら

[現在地名]伏見区よど美豆町

木津川左岸沿いに集落があり、北・東は淀城下、南・西は綴喜つづき郡に接し、東に宇治川、西に桂川が流れる。

古代には美豆御牧に属したとされ、「類聚国史」延暦一二年(七九三)一二月一〇日に「遊猟於瑞野」とあり、瑞野は当地辺りをさすといわれる。また、「山槐記」治承四年(一一八〇)八月二六日条に「秉燭後安房守定長来宿所、因幡磨参向時、辰剋出旧都宿所、着美津野領、桂本去一里云々」とみえる「美津野」も当地辺りをさすか。

「山州名跡志」は当地について

<資料は省略されています>

と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android