デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「義円(1)」の解説 義円(1) ぎえん 1155-1181 平安時代後期の僧。久寿2年生まれ。源義朝(よしとも)の子。母は常盤(ときわ)御前。今若(阿野全成(あの-ぜんじょう))の弟。牛若(源義経)の兄。平治(へいじ)の乱で母や兄弟とともに捕らえられるが,助命されて出家。治承(じしょう)4年源頼朝の伊豆(いず)挙兵にくわわり,5年3月10日美濃(みの)(岐阜県)墨俣(すのまた)川で平家軍に討たれた。27歳。幼名は乙若。初名は円成。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例