日本歴史地名大系 「羽出村」の解説 羽出村はでむら 岡山県:苫田郡奥津町羽出村[現在地名]奥津町羽出・羽出西谷(はでにしだに)吉井川の支流羽出川の流域に開けた大きな集落で、東は奥津川西(おくつかわにし)村、西は大庭(おおば)郡下和(したお)村(現真庭郡中和村)、北東は上才原(かみさいばら)村(現上齋原村)、北西は田代(たしろ)峠を越えて伯耆国河村(かわむら)郡上田代村(現鳥取県東伯郡三朝町)に接する。正保郷帳に高三一五石余、うち田方二六九石余・畑方四六石余とある。「作陽誌」では家数一二一・人数六四〇。元禄一〇年(一六九七)の美作国郷村帳には村名を欠くが、「美作鬢鏡」では五八九石余。文政元年(一八一八)の津山領郷村帳では五九八石余で、本村四二〇石余・枝村の西谷分一七七石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報