翹楚(読み)ギョウソ

デジタル大辞泉 「翹楚」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐そ〔ゲウ‐〕【××楚】

《「翹」は高くぬきんでる、「楚」は高く伸びた雑木の意》才能が衆にぬきんでてすぐれていること。また、その人。俊秀

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精選版 日本国語大辞典 「翹楚」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐そゲウ‥【翹楚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動タリ ) ( 「翹」はしげり盛んなさま。「楚」は薪中の最も秀でたもの。「詩経周南・漢広」の「翹翹錯薪、言刈其楚」から ) 衆にぬきんでてすぐれること。また、そのものや、そのさま。俊秀。抜群。
    1. [初出の実例]「凡年分度者、試業訖更随所業、互令各論、択其翹楚者」(出典延喜式(927)二一)
    2. 「弟子多しといへども、其翹楚たるは、小野職博なり」(出典:文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉六)

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普及版 字通 「翹楚」の読み・字形・画数・意味

【翹楚】ぎよう(げう)そ

よく伸びた秀(ほ)つ枝。最もすぐれたもの。〔春秋正義の序〕今其の義を爲(つく)る、~劉は數君のに於て、實に翹楚と爲す。

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