老梅院(読み)ろうばいいん

日本歴史地名大系 「老梅院」の解説

老梅院
ろうばいいん

[現在地名]盛岡市大慈寺町

大慈だいじ寺の東隣に位置し、老梅園ともいう(盛岡砂子)。現市内で最も古く由緒ある庭園茶室をもつ。同書によると、聖寿しようじゆ寺の隠居所で、寺中に年貢地をもつ。元文城下図に「聖寿寺イン居」とみえる。享保七年(一七二二)盛岡藩七代藩主南部利幹が聖寿寺九世逸彦米祖に隠居所として贈ったが、同一四年の大火焼失

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android