日本歴史地名大系 「老梅院」の解説 老梅院ろうばいいん 岩手県:盛岡市盛岡城下寺の下老梅院[現在地名]盛岡市大慈寺町大慈(だいじ)寺の東隣に位置し、老梅園ともいう(盛岡砂子)。現市内で最も古く由緒ある庭園と茶室をもつ。同書によると、聖寿(しようじゆ)寺の隠居所で、寺中に年貢地をもつ。元文城下図に「聖寿寺イン居」とみえる。享保七年(一七二二)盛岡藩七代藩主南部利幹が聖寿寺九世逸彦米祖に隠居所として贈ったが、同一四年の大火で焼失。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by