滝壺(読み)タキツボ

精選版 日本国語大辞典 「滝壺」の意味・読み・例文・類語

たき‐つぼ【滝壺】

  1. 〘 名詞 〙 滝の流れ落ちこむ淵。日本では古来、滝の主がいると信じられていた。また、滝は神聖視され、行者修行一つに滝に打たれることが行なわれた。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「文覚滝つぼにおりひたり、頸きはつかって、慈救(じく)の咒(しゅ)を満てんげるが」(出典平家物語(13C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の滝壺の言及

【滝】より

…滝の脚下はふつう落下してくる流水や石などに浸食されて深く掘れて円形の穴となっている。これを滝壺という。滝壺のでき方は甌穴(おうけつ)のでき方と似ている。…

※「滝壺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む