デジタル大辞泉
「考定」の意味・読み・例文・類語
こう‐てい〔カウ‐〕【考定】
[名](スル)はっきりしない点を考えて明らかにすること。また、その考え。
「其順序を考え、其脈絡を正し、以て其教の全体を―したる者なり」〈西村茂樹・日本道徳論〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こう‐ていカウ‥【考定】
- 〘 名詞 〙 考えさだめること。不明・疑問の点や判断の定まらない事柄を、考えてはっきりさせること。
- [初出の実例]「蓋し極大の考定、極大の発明は、例常に艱難の中に長養し」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)
- [その他の文献]〔漢書‐劉歆伝〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「考定」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の考定の言及
【定考】より
…令制太政官の官人の位階授与の手続の一つ。〈上皇(じようこう)〉の音読に通ずるのを避けて,転倒して読むのを例とし,ひいては〈考定〉とも書いた。8月11日を式日とし,前年8月1日以降1年間の太政官の長上官(常勤者)の勤務成績を考査上申する儀。…
※「考定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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