耐火断熱材(読み)たいかだんねつざい(英語表記)insulating refractory material

世界大百科事典 第2版の解説

たいかだんねつざい【耐火断熱材 insulating refractory material】

耐火物特性を有する断熱材で,耐火断熱煉瓦insulating fire brickと軽量キャスタブル耐火物(〈キャスタブル耐火物〉の項参照)がある。窯炉の最高温部に耐火煉瓦を使用し,その外側に耐火断熱材を用いて,熱エネルギーの発散を少なくする。耐火断熱材の熱伝導率耐火物の1/5~1/10と小さい。断熱性を与えるには密閉した気孔が最も有効であり,一般にシリカSiO2‐アルミナAl2O3系の耐火原料を人工的に多孔質化したものを原料として製造されるが,天然のケイ藻土はそのまま煉瓦形状に切り出して使用される高シリカ質の耐火断熱材である。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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